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僕の頭の中にある世界

僕の頭の中にある”疑問”の世界を書くブログ
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12.17.11:14

インディーズ文化と山の民

とにかく、今の若者の間では本来”メジャー”になりえなかったもの、すなわち”インデイーズ”と呼ばれる”ストリート/アンダーグラウンド”の文化が”ファッション面”、”芸術面”、さらに”娯楽面”において浸透しています。”インディーズ”という言葉は元々”インディペンデント(independent)=独立”の”造語”であり、本来は”大手レコード会社”と契約できなかった無名ミュージシャン達が独立した”レーベル”を立ち上げた事から、この”インディーズ”という名前は生まれたのでしょうけど、それが今度は乱立した”プロレス団体”でも使われるようになり、”現国会議員”である大仁田厚が設立した”FMW”を皮切りに”インディーズ団体”と呼ばれる団体が跋扈しました。そして、こういった”ストリート/アンダーグラウンド”を経てきたパンク系バンド、フォークデュオ、ヒップホップグループや台頭し、”インディーズプロレス”の要素が”プロレスエンターテインメント”「ハッスル」に受け継がれ、”ライブ中心”の活動をしていた”若手お笑い芸人”が新たな”お笑いブーム”を築いています。この”原動力”、”背景”には一体何があるのだろうか? そして、おそらくこれらを裏で動かす”黒幕”も存在するのでしょう。そこら辺を”検証”していきたいと思います。

まず、今の日本では何故こういったものが流行るのだろうか? ”音楽”の方では80年代末期にブルーハーツがデビューしてからそれが日本の”音楽シーン”をガラッと塗り替えて、ジュン・スカイ・ウォーカーズらの”類似系バンド”による”ビートパンク”というシーンが起こり、更に原宿の歩行者天国(ホコ天)を中心に活動するバンドや、深夜番組「イカすバンド天国(イカ天)」から生まれたバンド達による”バンドブーム”に発展。しかし、このシーンも90年代に入れば徐々に衰退。しかし、90年代後半再び”路上シーン”にスポットが当たるようになり、そこからゆず、19、それからコブクロらが輩出され”フォークデュオブーム”が起こり、それと平行して”クラブシーン”も注目されるようになりDRAGON ASHを筆頭に”ヒップホップシーン”も生まれました。”プロレス”の方では”団体の乱立”、さらにはK-1、PRIDEといった”他の格闘技”の台頭により”プロレス人気”は一気に低迷化。しかし、そんな中地道にマニアに支持されていたのが”インディーズ団体”でした。確かに、これらのプロレスには従来のプロレスにとって重要な”強さ”や”迫力”に欠けるものの、その分”お笑い的要素”でカバーしていたため”初心者”にも受け入れやすかった。この要素を取り入れ、”大物レスラー”から果ては”芸能人”まで取り入れる事で設立された団体が「ハッスル」です。そして、”お笑い”の方では確かに”高レベル”の芸人もいますが、中にはアンガールズ、安田大サーカス、小梅太夫、たっち等の”ゲテモノ系?”もいて、でもこれらも”人気”を博しています。これらに”共通”しているのは、本来”メジャー”では扱われないはずのものである、という事です。そのジャンルの”本質”から外れた物が現在多くの若者を中心としたファンから絶大な支持を得ているのです! でも、何故このような事が起こってしまったのだろうか?

まず考えられるのが、”既成概念への反発”だと思います。それまでの”学校教育”によって”規定概念の一本化”、”価値観の平均化”が強引に推し進められ、そこからはみ出た者はすぐさま”不良”、”落ちこぼれ”のレッテルを貼られました。そして、中でも”不良”と呼ばれた連中はやがて”ロック”と結びつき、”自由”と”反抗”の精神に基づいて”校内暴力”や”学校破壊”を行うようにまでなってしまいました(もちろん、これらがロックのせいだとは思わないが、そういったものに当時の”不良”達が感化されるようになったのも否めないでしょう)。でも、”落ちこぼれ”という枠でくくる場合はどうか?というと必ずしもそれが”不良”という事にもならないんです。真面目でおとなしくても”学力”が低い生徒もいっぱいいた、という事です。そして性格的にだらしない生徒も実はいっぱいいたはず。でも、それらを隠すために”いい子”のふりをしなければならず、少しでもはみ出せば”不良”の扱いを受けてしまう。でも、本物の”不良”にも溶け込めずに路頭に迷っていた生徒は大勢いたはずです。更にかつては表立ってはいえない恥ずかしい”趣味”や”価値観”を持っていた生徒だって本当はいっぱいいたはず。でも、かつてはそれを堂々と公表する事がマナー的に”タブー”とされ、とにかく何かしら格好をつけなきゃいけないみたいな風潮さえあったと思います。その鬱憤から、次第に”いじめ”なども頻繁に行われるようになったのでしょう。でも、そんなさ中にブルーハーツが登場し、さらに”バンドブーム”が起こった事によって若者の”価値観”がガラッと変わってしまったのは確かでしょう。それまで恥ずかしくて隠していた部分を一気にさらけ出す事が許される時代が訪れた、という事でしょう。更に”ファッション面”でも今では”真面目な人”と”不良”も見分けがつかなくなるぐらい”自由化”した事は確かだと思います。そして、それまで”ダサい”とされてきたものが認められるようになり、逆に”格好いい”と思われてきたものが”ダサい”とされるような”逆転現象”も起こるようになりました。その”原動力”、そして”背景”には一体何があるのだろうか?

そこに、日本人の隠された”ルーツ”があり、その”血筋”が今でもちゃんと受け継がれている、という事だと思います。特に”被支配者階級”にはそういった”血筋”が代々受け継がれていたはず。そう、多くの日本人には少なからず”先住民”の血が流れている、という事です。そして、彼らの間では”上層階級者”からは目も付けられなかった彼ら独自の”文化”があったと思います。”庶民”ならではの”文化”が。そして、その担い手こそ”山の民”だと考えています。いわば、今の”インディーズ文化”のルーツは”山の民文化”にあるといっても過言ではないのではないでしょうか。

では、”山の民”とは一体何者なのか? 彼らは本来”先住民系”の血を引く人たちで、”中央政権”が確立されても自分達の”生活スタイル”を変えずに”山岳地帯”や”河岸地帯”を拠点に”漂白生活”を行っていた人達です。主な”職業”としては、”狩猟”、”採集”、あるいは”林業”を生活の基盤としていた”またぎ”、”木製品”あるいは”竹製品”の製造を行っていた”木地師”あるいは”竹細工師”、”土木工事”や”皮革製品”の加工をしていた”河原者”、”傀儡師(人形使い)”、”猿楽師”、”白拍子”といった”漂白芸能者”、更には遊女などがそうで、中には本来”渡来系”である”陶芸師”や”鍛冶師(たたら)”に組み込まれた人達もいたでしょう。で、”傀儡師(人形使い)”、”猿楽師”、”白拍子”等の”漂白芸能者”に注目。これらが、かつて農民などの庶民に愛された”インディーズ文化”の源流であり、更にこれを秦氏系の人達がアレンジして”上層階級者向け”の芸能となったのが”人形浄瑠璃”、”能”、”狂言”、そして”歌舞伎”といわれるものです。ここに”山の民”と”秦氏”の深いつながりが見られるでしょう。現に、彼らの中でも”山窩(さんか)”と呼ばれる人達は、秦氏の中でも”天皇家”を裏で動かしていた”八咫烏”と呼ばれる人達の配下にいた人達で、所謂”忍者”や”修験者(山伏)”は元々はこういった人々と考えています。いずれにしても、彼らは”中央政権”からは”被差別選民”として扱われ、江戸時代に入ると一部の人達(特に”河原者”と呼ばれた人達)は”えた・ひにん”と呼ばれる”最下層階級”に組み込まれ農民、町民等による”差別”の対象になりました。でも、これはあくまでも”表向き”な史実であり、実際は必ずしもそうではなかった、いやむしろ好感を持っていた人さえいたと思うのです。この事は後ほど別の機会に書きたいと思いますが、この事を如実に表している伝承が江戸時代に作られたと思われる”河童”にまつわる民話です。おそらくここに描かれている”河童”は”本物(”宇宙人グレイ”としてでっち上げられたUMAの一種)”ではなく、おそらく”えた・ひにん”の枠に組み込まれた”河原者(かわたとも言う)”だと考えています。

話は元に戻りますが、”音楽”の方では”ビートパンク/青春パンク”、”ストリートフォーク”、”ヒップホップ”等が絶大な支持を受け、”プロレス”の方では”インディーズ団体”の”オチャラケ”た要素を取り入れ、更に”芸能人”をも混ぜこぜにしてしまった「ハッスル」が注目され、”お笑い”では”ゲテモノ系”までもが”人気”を得、それ以外の”芸能人”でも”オカマキャラ”のタレントがやたらともてはやされ、それから昨今秋葉原を中心とした”メイドブーム”、”オタクブーム”も起こっています。まさに”異類異形”の世界です。”山の民”は”異類異形”として蔑視されていました。でも、”庶民”の間では彼らの”文化”は実は受け入れられていた、という事を考えると、現在のこういった”ブーム”も、その”ルーツ”を考えれば遺伝子的にも理にかなっている、という事でしょうね。

でも、だとしても、こういったものに対して”異”を唱える人がいてもおかしくないはず。しかし、これらはそういった”声”すら聞こえない内に”大ブーム”になってしまいました。そうなると、いくら多くの日本人の遺伝子の中に”山の民”の遺伝子が受け継がれているとはいえ、ここまで”一大ブーム”として認められてしまうのはどう考えても”不自然”なんです。おそらく、これらを仕掛けた”黒幕”の存在も当然ながらあるはずです。それは、”山の民”と深い関わりのある秦氏以外にあり得ないでしょう。では、何故このような”仕掛け”を施したのか? おそらくは、一つは”ある連中”に対する”カムフラージュ”をするためで、彼らが傍から見て「日本もここまでおかしくなったか。」と油断させるためだと思います。その”ある連中”とは日本を事実上”植民化”し、更に”世界戦略”まで企てようとしているアメリカの”シークレットガバメント”です。でも、彼らはおそらくこの事に気付いているのでしょう。でも、容易に手は出せません。そこで、彼らも様々な”仕掛け”をしているのだと思います。それが”いじめ問題”だったり、”幼児虐待及び殺人”だったり、”振り込め詐欺”だったり、政治家や警察などの”不祥事”だったり、あるいは”エイズ”に始まり”O-157”、”狂牛病”、”鳥インフルエンザ”を経て現在大流行の”ノロウィルス”といった”病原菌”ではないでしょうか。そして、もう一つは、おそらくはまだ本格的に”消滅”していないであろう”正義の魂(大和魂、武士道といったもの)”を”来るべき日”が来るまで封印し、その過程における”反体制勢力”の暴発を防ぐためではないでしょうか。ちなみに、”来るべき日”というのは”聖書”などの”預言書”が示している”終末戦争”です。その時が来るまで日本人が潜在的に持つ”侍魂”を封印し、その時が来た時にそれを開封する”シナリオ”が組まれているのではないでしょうか。

これらについては、今度は”音楽(主にロック)”に照準を絞って改めて書きたいと思います。

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