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僕の頭の中にある世界

僕の頭の中にある”疑問”の世界を書くブログ
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06.20.08:23

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01.08.08:09

聖徳太子の正体①-太子の超人伝説-

最近の研究によって、”肖像画”が死後100年以上後に作られた事が発覚し、その”実在性”が否定されつつある聖徳太子。そして、現在学校の”教科書”にも”聖徳太子”ではなく”厩戸皇子”と記載されるような事態になってしまってます。そして、その”実在性”を疑問視する最大の要因が聖徳太子の”超人的”な逸話なのです。

その”逸話”の例を挙げてみると、①太子誕生の直前、穴穂部間人皇女の目の前に、キラキラと金色に光り輝く僧侶が現れ、「われに救世の願あり。しばらく皇女の胎に宿る」と告げると皇女の口の中に飛び込み、8か月の時点で胎児の声が外に聞こえ、敏達天皇元年(572)の正月元日皇女は宮中を見回って厩戸にきたところで太子が産み落とされた事から”厩戸皇子”と名づけられた事。②太子が5歳の時に、敏達天皇の后、豊御食炊屋姫(とよみけかしきやひめ)が後に天皇(推古天皇)になる事を預言した事。③6歳の時、百済より経論・律師・禅師が派遣されてきた際、太子は「わたしはかつて漢土(もろこし)の衡山(こうざん)に住んで、仏の修行を積み重ねてきました。だから経をみたいのです」と前世を語り、経論の閲覧を申し出た事。④13歳の時、蘇我馬子が百済へ派遣した鹿深臣(かふかのおみ)から弥勒菩薩を貰いうけ、仏殿をもうけたが、太子が仏塔に「仏舎利が無ければ倒れる」と予言したため、馬子は祈念し続けたするとある時、仏舎利が突然と現れ、仏舎利は強靱さゆえに鉄で打っても壊れず、ますます輝きを増していった事。⑤蘇我馬子と物部守屋らによる”合戦”を予言。そして、その”合戦”が起こると、太子は白膠(ぬりで)の木を斬って、四天王の像を作り、頭頂の髪にくくりつけ、もしこの戦いに勝ったら、寺院を建てると誓うが、守屋が「物部の布都大明神の矢」と唱え放つと見事太子に命中する。しかし、太子は鎧により無事であり、太子も「これは四天王の矢」と放つと守屋に命中、守屋を失った軍は統制が崩れ、蘇我氏の一方的勝利となった事。⑥崇峻天皇が暗殺される事を予言。⑦推古天皇の”摂政”となった太子は、「一を聞けば十を知り、十を聞けば百を理解した」と伝えられ、高句麗の高僧はこれをみて「これはもことの真人(ひじり)」と感嘆した事、⑧甲斐の国より献上された漆黒の駿馬、”黒駒”に太子が乗ると、空を飛び東の空に消え去った事。⑨41才の時、百済から渡ってきた重度の皮膚病者を救った事。⑩42歳の時、難波から飛鳥へ抜ける竹内街道の整備を行った最中、片岡山に寄り道した際、道端に横たわっていた飢えた乞食に衣を着せかけて詠を送り、斑鳩に戻った太子は使いを片岡山に使いをやったが、既に乞食は息絶えており、太子は嘆き悲しみ、そこに立派な墓を築いた。蘇我馬子が苦情を申し立てると太子は「墓を見よ」と告げ、馬子が墓をみると、遺骸はなく衣服のみが残され香しい匂いのみが漂り、その乞食が禅宗の始祖「達磨大師」(だるまたいし)であったと伝えられている事。・・・等があります。

しかし、これらの”逸話”の多くは、この当時に日本に伝わっていたとされる景教(ネストリウス派キリスト教)におけるイエス・キリストをモチーフとしている可能性が高く、とても”史実”とは思えない現実離れしたエピソードが多い事からも昨今の”聖徳太子不在説”が唱えられるようになったのではないでしょうか。しかし、聖徳太子が仮に”架空の人物”だったとして、このような人物が何故「日本書紀」に描かれたのだろうか? 何故、古代の”正史書”とされた書物の中に”架空の人物”を入れる必要があったのだろうか? もっとも、”記紀”においては”神話部分”においては確かに”架空の人物”と思われる人物は登場します。しかし、聖徳太子は少なくとも”歴史時代”の人物です。それに、”記紀”における”神話部分”もおそらくはそれを裏付ける”史実”が隠されている可能性はあると思われるので、そうなると聖徳太子が”架空の人物”であったとしてもその”モデル”が存在していた可能性が充分考えられるのです。その”モデル”として候補に挙げられるのが、かねてから言われていた蘇我入鹿です。何故なら、蘇我入鹿は”天皇家(中大兄皇子(天智天皇)と中臣(藤原)鎌足)”によって殺され、その”祟り”を恐れて”聖人化”されたのが聖徳太子ではないか、という見方が出来るからです。次章では、聖徳太子と蘇我氏との関係について検証したいと思います。

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