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僕の頭の中にある世界

僕の頭の中にある”疑問”の世界を書くブログ
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01.28.10:00

へヴィメタルの真意

「日本のロックの謎①」、「日本のロックの謎②」の方では、ブルーハーツのような”ヘンテコリン”でありながら”善”の思想を持ったバンドが、最終的に”ロックのカリスマ”として秦氏(厳密に言えば八咫烏?)にバックアップされたのではないか?と書きました。対して、”悪魔主義”の要素がある”へヴィメタル”に関しては”英語”の歌詞を持った”海外のバンド”や、聖飢魔Ⅱ、Xといった”色物系/ヴィジュアル系”以外の”本格派日本産メタルバンド”は”封印”された、とも書きました。しかし、本当に”へヴィメタル”という音楽は”悪魔主義”、”反キリスト”を歌った音楽なのだろうか? そこら辺を検証したいと思います。

まず、ざっと”へヴィメタル”のルーツを辿れば、60年代末期辺りからLED ZEPPELIN、DEEP PURPLEといった”英国産ハードロックシーン”が起こり、そのシーンの中からより”へヴィ”なサウンドと”悪魔主義”的な歌詞を持ったBLACK SABBATHが登場し、その影響を受けたJUDAS PRIEST、更には70年代末期に起こった”ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・へヴィメタルシーン”の”代表格”であるIRON MADENらが継承していった事によって、その後”へヴィメタル”というロックは確立されていく訳です。僕はこのような”へヴィメタル”は好きで良く聴いているんですけど、彼らの”歌詞”を読んでみると、確かに”悪魔的”な印象はあるにはあるんですけど、どちらかと言えば”聖書”の内容に通じる部分があり、そして、よくよく読んでみると、これらもパンクと同じ”社会批判”を歌っているものである事が伺えるんです。ただ、”表現方法”としてパンクのような”直接的表現”ではなくて、”比喩的表現”を用いているために誤解される部分があるのではないかと思うのです。

で、実際”メタルバンド”達が歌っている歌詞の”真意”なんですが、これは要するに”キリスト教を盾に権力を振るう白人系支配者層”を冒涜したものではないかと考えられるんです。ですから、彼らの言う”悪魔”とは”白人権力者の掲げる神”の対する”悪魔”の事を指すのであり、言い換えれば”白人権力者の掲げる神=悪魔”となり、それに対する”悪魔=真の神”という事ではないでしょうか。ですから、よくよく注意しながら彼らの歌詞を解釈すれば、決して”悪魔主義”、あるいは”反キリスト”に陥る事はないと思います。そもそも、本来”神”でありながら”悪魔”と同視されてきた神もたくさん存在しており、”インド三神”の内の”破壊神シヴァ”、同じく”インドの魔神アスラ”をルーツとする仏教の神、阿修羅、そして、”日本神話”の荒ぶる神、素盞鳴尊(スサノオノミコト)等がそうで、”ローマ教会”はペルシャの”ゾロアスター教”の神や、果てはイスラム教の神”アッラー”までも”悪魔”と同一視していたと思います。更に、人に災厄をもたらす神として”疫病神”なんてものもありますが、これも”神”の名が付く事から本来は”神”なんだと思います。シヴァ、阿修羅、スサノオ、それから”疫病神”はおそらく”ユダヤ/キリスト教三神”の内の”峻厳の神ルーハ”に相当する神で、時には人に”危害”を及ぼす事から”悪魔”と同視された事があり、更にキリスト教以外の宗教の神が”ローマ帝国配下”にある”ローマ教会”においては”悪魔”とみなされるのは当然です。そういった意味では、”メタルバンド”の言う所の”悪魔”も見方を変えれば”神”になる、という事ではないでしょうか? ただ、当の”メタルバンド”がこういったところまで理解しているとは思えませんけどね(笑)

しかし、仮に”へヴィメタル”の真意が”悪魔主義”、”反キリスト”ではないとしても、それを”若者達”に聴かせてしまったら、その歌詞を”鵜呑み”にしてしまう危険性は当然あると思います。事実、アメリカにおいては”へヴィメタル”を聴いた若者達が”自殺”や”殺人”を起こすようになったとして、ゴア元副大統領夫人を中心とした「P.M.R.C.(Parental Music Resources Center)」と言われる”歌詞検閲機関”が設立され、”メタルバンド”や”ヒップホップグループ”に対して相当な弾圧をかけています。そして、日本においてはそうならないために”先手”が打たれたような気がします。”バンドブーム”が起こる数年前にあたかも”悪魔”であるかのような派手なイデタチで、「我輩は悪魔だ!」とか「これが素顔なんだ!」とか「我輩の年齢は10万○○歳だ!」といった馬鹿げた?事をやらかした”へヴィメタルバンド”が登場します。それが聖飢魔Ⅱなんです。おそらく多くの日本人は彼らこそ”へヴィメタルのステレオタイプ”として捉えるようになったのは確かだと思います。それによって、”へヴィメタル=悪魔=色物”というイメージが定着し、その後これらが日本の”ロックシーン”の中心に来る事はなかった事は事実として言えるでしょう(ちなみにXも”バンドブーム”の後の方に現れますが、彼らの影響を受けたルナシー、GRAY、ラルク・アン・シエル等の”ビジュアルバンド”は、あくまでも彼らの”ファッション”に影響を受けたのであって、”音楽的”にはむしろBOΦWYやBUCK-TICKの影響を受けているので”メタルシーン”とは言えなかったのです)。そのような形で、80年代後半から90年代前半にかけては海外では空前の”メタルシーン(後半はグランジ/オルタナティブシーンに押される事になるが)”だったにもかかわらず、日本においてはむしろブルーハーツ、ジュン・スカイ・ウォーカーズといった”擬似パンク”が主流となり、”メタル系”は結局目立ったのは聖飢魔ⅡとX(後のX-JAPAN)ぐらいで、更にXの影響下にある”ビジュアルバンドシーン”にしても”メタルバンド”ではなくBOΦWYやBUCK-TICKの流れを汲むバンドが主流となりました。おそらく、この背後には何らかの”仕掛け”や”すり替え”があったのではないか?と僕は睨んでいます。明らかに”何者か”によって日本における”メタルシーン”は封印された気がしてならないのです。

いずれにしても、”へヴィメタル”の歌詞は日本の若者には中々理解されづらい事だけは確かです。仮に、その”歌詞”に共感を覚えた若者がいたとしても、おそらくその”真意”を理解できる者は極めて少ないと思います。むしろ、アメリカの若者のように”自殺”や”殺人”に陥る危険性のが高いでしょう。いや、そうでなくても現在の日本では”いじめ自殺”や”親族殺人”等が頻繁に行われている状況ですからね(悲) まぁ、これでは”日本語版へヴィメタル”を封印するしかなかったでしょうね。もっとも、日本の”メタルバンド”の多くは、”日本語歌詞”は”語呂合わせ程度”にしか使われておらず、後は”英語”で誤魔化されていた感じでしたから、正直”意味”が全く伝わってこなかったのは確かでしょう。おそらく、何かしらの”圧力”による”規制”でもあったのか? ただ、言える事は、”へヴィメタル”の歌詞の本質はやはり”体制批判”であり、”その体制”とは”白人権力者”による体制であり、現在においてはその”頂点”に君臨するのは”ローマ帝国”ではなく言うまでもなく”アメリカ”です。そして、アメリカも”国教”はやはり”キリスト教”であり、彼らはその名の下に平然と”戦争”を起こしている事も事実です! 彼らが掲げる”神”とは、事実上”悪魔”といっても過言ではないと思います。そして、その”反対側”にいる存在こそ”真の神”であり、アメリカ政府(厳密に言えばその背後にいるシークレットガバメント)から見れば、それは”悪魔”となる、という事ではないでしょうか。その”悪魔”を”メタルバンド”は掲げているのだと思います。

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へヴィメタルとカッバーラ

飛鳥昭雄氏著「言霊でしか解けない-聖書-」を読んでいる途中なのですが、その中で”ヨーロッパ人”がキリスト教教義、すなわち”聖書”を完全に解読しきっていない事を暴露しています。ヨーロッパ人はアジア人と違って、変に”科学的”、”論理的”に物事を捉えててしまうため、”比喩”や”象徴”を理解しにくい人種のようですね。それによって、”キリスト教”の本質が捻じ曲げられた上、更にそれを”権力”に利用しています。その事を、”ヨーロッパ及びアメリカの国民”の中には薄々勘付いている人がいるのではないでしょうか。その”象徴”の一つが”へヴィメタル”だと考えております。

そして、この著書は「ヨハネの黙示録」を元にしているそうですけど、ヨハネは「黙示録」の他に「福音書」というものも書いており、こちらはどうも”一般向け”だそうです。更に、聖徳太子も「未来記」と「未然記」の2つの”予言書”を書いており、こちらも「未来記」は”一般向け”、「未然記」は”玄人向け”のようです。すなわち、「黙示録」も”玄人向け”であり、もっと言ってしまえば、”カッバーラ”を持ってしなければ解読できない代物だそうです。そういった意味では、ブルーハーツは”素人向け”、”へヴィメタル”は”玄人向け”という事になると思うんです。

となれば、もしかすると”へヴィメタル”の歌詞は”カッバーラ”は用いれば解読できるかもしれません!

  • 2007年01月31日水
  • 東国夷
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