11.25.09:30
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04.03.11:39
日本とイギリス・・・、僕はこの2つの国がかねてからよく似ている、と感じているんです。まず、両国とも”島国”であり、”大きさ”や”形状”も非常に近いです。位置的な違いはあれど、”北海道”と”アイルランド”もなんか”相対関係”にあるように感じます。
次に、”民族構成”ですが、日本には元々”先住民”である”縄文人”が居住しており、やがて”渡来人流入”によって”東北日本(蝦夷=エミシ)”、”北海道(蝦夷=エゾ=アイヌ)”、”南九州(熊襲=クマソ、隼人=ハヤト)”、”沖縄地方(琉球民族)”と”南北”に分布するようになったのですが、イギリスでも同じように”先住民”である”ケルト人”が居住しており、やがて”ゲルマン人”の侵攻によって南部の”ウェールズ地方”、北部の”スコットランド地方”、更には”アイルランド島”に分布するようになった所が両国とも似ているんです。その後、日本では”水田技術(稲作農業自体は縄文時代から存在したとされている)”と”弥生式土器”をもたらした”弥生人”が渡来し、西日本に”邪馬台国”を築く事になりますが、、彼らは紀元前3世紀頃、秦の始皇帝の”参謀”だった徐福を筆頭に秦から亡命してきた人達である可能性が高く、その末裔が”古代豪族”の一つである物部氏ではないか?という説があります。イギリスでも5世紀頃、北アジアを支配していた騎馬民族”フン族”のヨーロッパ侵攻によって”ゲルマン民族”が西へ大移動した事によって、その一族である”アングロ・サクソン人”がグレート・ブリテン島に移入し、そこを支配し”イングランド王国”を築く事になります。更に、日本では4世紀頃に朝鮮半島から”騎馬民族”が侵入し、やがて”大和国”を建国する事になりますが、その中枢が現代にいたる”天皇一族”です。イギリスでも、12世紀にフランス・ノルマンディー地方からゲルマン系の”ノルマン人”がグレート・ブリテン等に侵攻し、イングランドを支配し”王朝”を築き、現代に至っています。こういった部分も非常に似ています。 しかも、”弥生人=物部氏”にしても”天皇一族”更には天皇一族の後ろ盾になった”秦一族”は皆”イスラエル民族”の末裔であり、物部氏は”南朝ユダ系”、天皇一族は”北朝イスラエル10支族”、秦氏は”ユダヤ系原始キリスト教徒”の末裔である、という説がありますが、アイルランドにも古代に”ダーナ神族”という謎の民族がいたとされており、”ケルト神話”の中では今から6000年ほど前にケルト人より前にアイルランド島に居住していたとされ、石造りの”天体観測施設”等の高度な”遺跡”を多数残していた事等から、彼らも”イスラエル人”と関係があるのではないか?と僕は睨んでいるのです。 ”遺跡”といえば、有名なのはイギリス南部に存在する”ストーンヘンジ”という石組みの円状に配列された遺跡があり、考古学では紀元前2500~2000頃に”先住民(ケルト人かどうかは定かではない)”によって作られたとされています。しかし、日本にも”ストーンヘンジ”とは形状が異なるものの、石を円形に配列した遺跡が存在します。秋田県鹿角市十和田大湯に存在する”大湯環状列石(ストーンサークル)”です。こちらも縄文時代後期に”縄文系先住民”によって作られたものとされています。おそらく両者の”ルーツ”に何か関係があるのかもしれません(縄文人にもイスラエルの血が入っている、という説があり、更にはイヌイットの血も交じっているという説があります。)。 また、”音楽”の方でも”ケルト民謡(特にアイルランド民謡)”と”日本民謡”更には”沖縄民謡”は酷似しています。”東アジア”と”西ヨーロッパ”という掛け離れた地域であるにもかかわらず、類似した音楽を持っている、という事はやはり”ルーツ”を辿ると”共通点”が見えてくるのかもしれません。おそらく”鍵”を握るのは”イスラエル”なのかもしれません。 ”ノアの大洪水神話”が”史実”なのだとしたら、おそらく”ストーンヘンジ”は年代的にその直後に作られた可能性があると思います。そして、これらを作ったのもおそらくヘブライ(イスラエル民族の古い名称)の血を引く可能性のある”ダーナ神族”ではないだろうか? そして、後にグレート・ブリテン島に渡ったケルト人に吸収されその文化が受け継がれた可能性はあります。同時に、スコットランドやアイルランドには”イヌイット”も居住していた可能性があります。特にアイルランドにはこういった人々の血も多く受け継がれているため、”人種的”にもこれらの人々の髪の色は黒に近く、”アイルランド民謡”と”日本民謡”が似ているのもこのような理由からではないでしょうか。 しかし、どうも”民族的共通点”だけでなく、何か”運命的”にもどうも”コインの表裏”のような関係にあるような気がしてなりません。日本は”ユーラシア大陸”の東に位置し、方やイギリスは”ユーラシア大陸”の西に位置します。”民族構成”も酷似する上、現在に至ってもどちらも”王室(皇室)”が存在します。そして、問題なのは、現時点ではどちらもアメリカの”子分”同然になっているという事です! そもそも、”アメリカ合衆国”という国は本来スペインやポルトガルによって開拓された”新大陸”の一部をイギリスが買収した所から始まり、やがて”アシュケナジー系ユダヤ人(元中央アジア系ハザール人)”が中心となって”独立運動”が起こり、1776年にイギリスから独立しています。そして、今度は1853年(嘉永6年)にアメリカのペリー提督が軍艦(通称:黒船)に乗って浦賀に来航し、当時”鎖国”を敷いていた日本を”開国”させるきっかけを作っています。そしていつしか、アメリカは世界最強の”軍事大国”並びに”経済大国”となり、対立していた強国”ソビエト連邦”が崩壊するや、もはや事実上”世界征服”したかのような権力を持つようになってしまいました。このような状況に、もはや日本もイギリスも”我慢の限界”が来ていると思います。 ここからは、あくまでも僕の”勝手な憶測”になりますが、もし、ここ近年に日本とイギリスが密に手を組み、”クーデター”を画策していたとしたらどうでしょう。もちろん、アメリカにはバレない様に。しかし、彼らはすでに”衛星”を駆使して日本の動きを隅々までキャッチしているようです。むろん、このような計画がアメリカにバレない訳がない。そこで、このような計画を破断するために(もちろん、他にもさまざまな理由も考えられるが)、”東北太平洋側沿岸部”に”巨大地震”を人工的に起こした、とも考えられるのではないでしょうか。何故なら、この震災の起きた3月11日の翌日の12日には、イギリスを代表するロック(へヴィメタル)バンド”アイアン・メイデン”のライブコンサートが”さいたまスーパーアリーナ”で行われる予定だったからです。現時点では、日本にはメイデンのような”骨太ロックバンド”が皆無に等しく、いたとしても一部の”ロックファン”にしか支持されない状況で、ほとんどの若者が”ロック=ブルーハーツ”と未だに声をそろえて言う状況にあります。しかし、当然このような状況に不満を持つ日本人も少なくない訳で、彼らの最新アルバム「The Final Frontier」は、全国28ヶ国で”チャート1位(全米5位)”を獲得し、日本でも”オリコンチャート洋楽ロック部門1位”を獲得、更にこのアルバムの収録曲「El Dorad」が「グラミー賞」の”ベスト・メタル・パフォーマンス賞”を獲る等の快挙を成し遂げています。こういった状況での彼らの”来日”は多くの日本人を”覚醒”させるきっかけになったかもしれないのです。だからこそ、それを恐れた”自民党首脳”がアメリカと結託して”プラズマ兵器(プラズナー)”を東北太平洋沖に照射した可能性もあるのではないでしょうか。更に、アメリカは震災から10日たった頃にイギリスを無理やり引き込んで”リビア攻撃”を打診したのも引っかかります。 いずれにしても、もはや世界を牛耳る勢いのあるアメリカにとって、日本とイギリスの”裏切り”は致命的になります。彼らにとって、この両国はいつまでも自分達の”犬”でいてもらわなければ困るのでしょう。それでも、日本とイギリスの”関係”が続くとしたら、連中は今度は表立った”攻撃”を仕掛けてくるかもしれません(恐) まぁ、何はともあれ、日本、イギリス、そしてアメリカを含めた”3国”は、いろんな意味で”運命共同体”の道を歩んでいる事は間違いないと思います。 PR
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01.15.23:01
80年代後半、レベッカ、尾崎豊、BOΦWY、TMネットワーク、渡辺美里、バービーボーイズ、プリンセス・プリンセス等の”実力派ポップ/ロックアーティスト”が台頭し、衰退しつつあった”アイドル歌手”に取って代わろうとしていました(事実、彼らが後の”J-POP”につながる訳だが)。こういった”流れ”に「待った!」をかけるが如く登場したのがブルーハーツだったと思います。当初は爆風スランプの”パクリ?”みたいな事も言われてましたけど、あれよあれよという内に多くの若者の間に浸透し、やがてジュンスカイウォーカーズら”類似系バンド”も台頭して”ビートパンクブーム”が起こり、そしてTBS系の深夜番組「イカすバンド天国」に出場した”イカ天バンド”も含めた”バンドブーム”が起こります。その中で、ブルーハーツがBOΦWYに代わる”新たなヒーロー”となりました。しかし、BOΦWYの次が何故ブルーハーツなの?という疑問が当然ながら起こったはず。でも、BOΦWYの変に格好をつけた部分を嫌う人達もいたため、飾り気のないブルーハーツを何のためらいも無く受け入れた人が多かったのでしょう。それと、彼らが受け入れられた”理由”としては、歌詞に共感を覚えた上なじみやすい事、演奏を真似しやすい事、それと、彼らの”根本理念”が”善”である事でしょう。通常の”ロック”は、基本的には”悪”だと思いますからね。特に、同じ”パンク”が付いてもSEX PISTOLSやCLASHのような”オリジナルパンク”の”根本理念”はやはり”悪”だと思います。あからさまな”社会批判”を唱えた事で多くの国民を先導する事になり、場合によってはそれが”暴動”などにつながり、更に”王室批判”までやってのけた訳ですからね。それに対して、ブルーハーツの場合はその”真逆”なんですよね。”パンク”のようで最終的には”平和主義”を歌ってますから。そういった意味で、彼らの曲には”ゲルマン的資質”は殆ど”無”に等しいと思います。それが、多くの日本人に受け入れられるのかもしれません。 また、彼らの曲は”童謡”にも通じる部分がありますが、ここが実は”重要”なのだと思います。彼らがデビューする大分以前に、「欽ちゃんのどこまでやるの(欽どこ)」という番組で、萩本欽一の三つ子の娘役になっていた”わらべ”のデビュー曲「めだかの兄弟」が”大ヒット”しましたが、あれははっきり言って”童謡”そのものだったのです。おそらく、ブルーハーツのメンバーは当時それを見ていて「こんなのでもいけるんだ!」という事にもしかすると気付いたのかもしれません。それと、”童謡”自体どうも”秦氏”が関わってるような気がしてならないのです(詳細はここでは書かないが、どうやらそれを匂わす歌が童謡には数多くあるようです)。 しかし、ではブルーハーツがそのまま日本の”ロックシーン”の”頂点”にすんなり立てたか?というと実はそうでもなかったと思います。”バンドブーム”がある程度安定すると、それに対してモッズ辺りの”本格派ロック”も台頭し、これらの”バンドブーム”に異を唱えていた”ロックファン”の多くはこれらのバンドへ流れていった事は間違いないと思います。しかし、もし”バンドブーム”に”黒幕”がいたとすれば、”バンドブーム”ごと”本格派ロック”を封印する事を考えたに違いないと思います。そして、このシーンの”アンカー”として登場したのがX(後のX-JAPAN)です。彼らがやがてブルーハーツに代わって”日本のロックのカリスマ”となっていき、それによってやがて”バンドブーム”は終焉し、Xの影響を受けた派手な衣装に身をまとったバンド達が後に”ビジュアルバンド”となり、それが確立すると気が付いたら”ビートパンク”も”イカ天バンド”も”本格派ロックバンド”もどこかへ消えてしまいましたからね。しかし、この”ビジュアルシーン”もいつしか”マンネリ化”し、そしてその”元祖”であったX-JAPANがヴォーカルのTOSHIがいかがわしい宗教にとり憑かれるようになったために”解散”してしまいます。それによって、”ビジュアルシーン”も衰退し、それを切り崩すかのように登場したのがゆずや19といった”ストリート系フォークデュオ”だったんです。彼らも”バンドブーム”のバンドの多くと同じように”ストリート上がり”であり、しかもゆずの”プロデューサー”が元ジュンスカの寺岡呼人だった事から、彼らの存在が再びブルーハーツを蘇らせるきっかけになった事は間違いないでしょう。そして、”ビートパンク”を焼き直した”青春パンクシーン”も起こりましたが、それは結局”失敗”に終わった感がしますが、その中で、気が付いたらブルーハーツの曲が”CM”で多数使われるようになり、更に”映画”や”舞台”になるなど、もはや”日本ロック界における神”のようになってしまいました。しかし、それもなんか”ワザとらしさ”も感じるんですよ。無理やりブルーハーツを人々に”洗脳”させるかのような”意図”を感じるんです。 そういった意味でも、やはり彼らが”日本のロックの代表”になるような”器”だとは到底思えません。でも、彼らがこのようなポジションにつく事ができたのは何故なのか? やはり、その背後に”黒幕”がいるような気がしてならないんです。そこで、気付いたのがブルーハーツの”中心人物”の1人である甲本ヒロトは”岡山県出身”ですが、岡山県はかつて”吉備国”と呼ばれており、古代には”王国”があったようです。数多くの”古墳”や”遺跡”が発見され、”吉備津神社(桃太郎の”ルーツ”とされる吉備津彦が主神)”や”備中総社宮”等の由緒正しい”神社”も存在します(実際、僕はこれらを自転車で廻っています)。そして、吉備氏という”古代豪族”もいました。これらにはいずれも”秦氏”が関与している事は間違いないでしょう。更には、吉備には”賀茂氏”系の秦氏の”祭祀氏族”も多くいたようで、彼らは秦氏の”中枢”である”八咫烏 ”と深いかかわりがあるようです。ちょっと強引かもしれませんが、このような”背景”を考えれば、ブルーハーツと秦氏はつながるような気がするんですよ。ちなみに、”桃太郎”も実は”天皇家”の渡来を”物語化”してものであり、この物語を作ったのはおそらく”秦氏”でしょう。 まぁ、これらの”仮説”はあくまでも僕が独断と偏見で思いついた説ですから、正直当てなんてないです(笑) でも、もし本当にブルーハーツの背後に秦氏(もっと言ってしまえば八咫烏)が関与していたとしたら、”ロック通”と言われる人や、更には実際”バンド(本格的なロック)”をやっている人、それから”業界関係者”がブルーハーツを一目置いている”真意”も見えてきます。ただ、そうだとすると、秦氏(八咫烏)はブルーハーツを日本の”ロックシーン”の”頂点”に立たせる事が本意だったのだろうか? 何故なら、現時点での日本の”音楽シーン”を事実上占拠しているのは”ヒップホップ”であり、元ブルーハーツの何人かで構成されたハイロウズ、それからクロマニヨンズがそれほど売れてるとは思えないからです。それに今更”旬”とも思えないですし。どうも、彼らは本当はX-JAPANのままで良かったのではないか?とも思えるんです。しかし、X-JAPANは”日本のロックの神”になりつつあった所でやむない”解散”を強いられ、更にそこから”ソロデビュー”し新たな”カリスマ”になりつつあったHIDEも”謎の死”を遂げています。そして、いつしか彼らは”伝説”の座から大きく転げ落ちる事になります。どうも、このバンドは”リーダー”YOSHIKIの”絶対君主制”によって成り立っていたようですから、その”バチ”が当たった、という所でしょうか。それにしても”ヴォーカル”TOSHIがいかがわしい宗教に加入した事と、”ソロデビュー”して新たな”カリスマ”となった”ギター”のHIDEの”謎の死”は気になります。その背後には”何者か”が関わっていたのだろうか? |
01.14.21:36
現在の若者にとって、「日本ロックの”神”的な存在は誰?」聞いたら、十中八九迷わずこう答えるでしょう。「ブルーハーツ!」と。しかし、僕が考える”ロック”のイメージに、正直彼らは該当しないのです。にもかかわらず、現時点でブルーハーツはもはや”日本ロック界”における”神”のような位置に君臨している感じです。更に、本格的な”ロック通”でも何故かブルーハーツは一目置いている感が見受けられます。これは何故なのか? 確かに、彼らの曲には若者達の心を直撃した”メッセージ”があったかもしれません。しかし、見方を変えれば若者に媚を売っているようにも思えるんです。更に、彼らは決して”カッコいい”とは思えないし、音楽的にも”童謡”に毛が生えたような”ヘンテコリン”な感じです。見方によっては”ポップ”と言われて嫌悪されているロック以上に”ポップ”に思えるのにもかかわらず、彼らは今やロックの”神”であり”伝説”にもなっている。そして、彼らを悪く言う人が殆どおりません。しかし、このように「何で?」と思えるようなものが多くの日本人に親しまれ、それらがさも”当たり前”となっているものの多くは、往々にしてその裏に”とてつもない存在によるカラクリ”があるように思えてならないのです。おそらく、ブルーハーツの背後にはとてつもない”仕掛け人”の存在がいるはずです。そこら辺を検証する前に、まずは日本における”ロック史”をざっと書いてみたいと思います。 日本における”ロック”の誕生は、1957年の”ロカビリーブーム”から始まっていると言われています。平尾昌晃やミッキー・カーチス辺りがその”代表格”ですが、日本においてはそれはあくまでも”ロカビリー”であり、”ロック”というものとは少し切り離された感がありますし、それに失礼ながらちょっと古すぎます(汗) その次の起こったブームが60年代半ばに起こったブルーコメッツ、タイガーズ、スパイダース等の”グループサウンズ”です。しかし、これも”アイドル的”な感が強く、”ロック”のイメージとは少し違うものだったと思います。そして、70年代に入り、矢沢永吉率いる”キャロル”や宇崎竜童率いる”ダウン・タウン・ブギウギバンド”がデビューした辺りから日本における”ロックのスタイル”が形付けられたといっても過言ではないでしょう。時を前後して、その裏では海外のロック(ハードロック、プログレ、グラムロック等)の影響を受けたバンドも多数排出され、この時期こそ日本において本格的に”ロック”が始動したといっていいと思います。その後、日本においては”ロック=不良”というイメージがこびりつき、それによって”偏見”も多かった事は確かでしょう。されど、そういった”硬派な姿勢”こそ”ロック”であり、これはある意味”武士道”にも通じるものがあると思います。そして、彼らは常に”メジャー音楽(アイドル・演歌等の”歌謡曲”やその後台頭する”ニューミュージック”)に”対抗意識”を持ち、そういったものを下から突く、というのが彼らの”生き様”でもあったと思います。 本来”ロック”というものは”白人(特にゲルマン系アングロサクソン民族)”によって作られたものです。ですから、ロックにはそういった人達の”骨太さ”や”激しさ”を感じるんです。日本人の中にも、そういった”民族性”に通じる人達がかつて存在しました。それは”武士”なんです。”武士”は”もののふ”とも言いますが、その語源はどうやら物部氏にあるようです。物部氏は確かに”軍事集団”でした。つまり、”武士”のルーツは物部氏という事になります。物部氏は現在の”天皇家”が日本にやってくる以前の”原天皇家”であった、と天橋立の先にある”元伊勢”と言われる”籠神社(このじんじゃ)”の宮司が証言している事が飛鳥昭雄氏の著書「-失われたイスラエル10支族-神武天皇の謎」にも書かれています。そして、彼らが”軍事集団”だった事から、おそらく”騎馬民族スキタイ”によってアッシリアから開放され、彼らと融合した”北朝系イスラエル10支族”の血を引いていると見ていいでしょう。中でも”スキタイ”の血を強く受け継ぐ一族が”物部氏”になっていったのではないでしょうか。そして、スキタイは”アーリア人”のルーツと言われ、”ゲルマン人”はアーリア人から別れた民族だと言われています。つまり、”武士”には”ゲルマン的資質”に近いものが元々あるのではないでしょうか。つまり、”ロック魂”は”サムライ魂”に通じるものがある、という事になるでしょう。 しかし、それが故に、それを危惧する人達が日本には存在する事も確かでしょう。何故なら、そういった概念が”体制批判”につながる危険性があるからです。現に、70年代後半にイギリスで起こった”パンクムーブメント”は”下層労働者階級”に多大な影響を与え、多くのイギリス国民が”反体制”を唱え、中には”暴動”まで起こるぐらいになる程の”社会現象”になりました。そして、日本ではどうか? さすがに”国家”を揺るがす程の”騒動”にはなりませんでしたが、横浜銀蝿が登場した辺りから”ツッパリブーム”みたいなものが起こり、それが単に”流行りもの”の程度で済めば良かったのですが、大人達のそういったものに対する”偏見の姿勢”が当時の中高生達を本格的に”非行”に走らせるようになり、やがて”校内暴力”や”学校破壊”が深刻化します。そして、そういった”不良少年”のより所がやはり”ロック”だった、という事です。さらに、九州の”メンタイロックブーム”から出てきたモッズやARB辺りのバンドの曲も”強いメッセージ性があったため、それらに拍車をかける事になったのは確かでしょうし、更に言えばそういった”思想”が当時はまだ活発だった”過激派”等を煽る危険性もあったと思います。そして、アメリカにおいては、”ヘビーメタル系”のロックがアメリカの少年達に”殺人”や”自殺”を引き起こす元凶とみなされ、「PMRC」という”歌詞検閲機関”まで設立されてしまいます。 こういった状況を、おそらく政府や警察は当然ながら問題視したでしょうし、やがてこういった”芽”は次第に摘まれる事になっていきました。でも、それでもこういった問題は忘れた頃に復活するもんです。そこで、こういった状況を完全に封印すべく”ある人達”が動いたと思われます。その為に彼らが最初にやった事は”ロックの封印”だったのではないでしょうか。でも、”不良少年”の”芽”が次第に詰まれるにしたがって”ロック”もやがて”ポップ化”し、レベッカ、尾崎豊、BOΦWY、TMネットワーク、渡辺美里、バービーボーイズ、プリンセス・プリンセス等が登場し、当時衰退しつつあった”アイドル歌手”に取って代わろうとしていました。でも、それが従来の”ロックファン”をかえって刺激した事も確かでしょう。そういった勢力の巻き返しを防ぐために、そういったものとは全くタイプの違うバンドを”ある人達”は排出したのではないでしょうか。それが、”ブルーハーツ”だと考えています。そして、すぐにもその”類似系バンド”も多数登場し”ビートパンク”と呼ばれて気が付いたら多くの若者を”虜”にしていました。これはある意味”ロック”というものの”すり替え作業”をしたといっても過言ではないと思います。明らかに”音楽性”も低いし、”オチャラケ”のようにも思えるし、”軟弱さ”も感じるのに”メッセージ性”はちゃんとある。これらが多くの若者を”虜”にした要因は、それまで”ロック”を聴きたくても”不良”のイメージでくくられる事を恐れて聴く事が出来なかった人達が堂々とロックを聴く事が出来た、という事と、ブルーハーツのような”単調な曲”が日本人の”潜在意識”を刺激したのでしょう。その”潜在意識”とは・・・、それは多くの日本人に流れる”先住民の気質”であり、”被支配者層”の気質以外の何物でもないと思います。つまり、”武士”に対する”被支配者層(農民、山の民、えた・ひにん等)”の魂がブルーハーツら”ビートパンク”や、TBS系のバンドオーディション番組「イカすバンド天国(イカ天)」から排出されたバンド達にはあった、という事ではないでしょうか。そして、”ある人達”というのは、”日本”そして”天皇家”を陰で動かしていたとされる”秦氏”ではないかと考えています。 こうして、やがてブルーハーツが日本の”ロックシーン”の”頂点”に立ち、やがて失墜し、再び浮上していくのですけど、そこら辺の経緯を次章では書きたいと思います。 |
12.17.11:14
とにかく、今の若者の間では本来”メジャー”になりえなかったもの、すなわち”インデイーズ”と呼ばれる”ストリート/アンダーグラウンド”の文化が”ファッション面”、”芸術面”、さらに”娯楽面”において浸透しています。”インディーズ”という言葉は元々”インディペンデント(independent)=独立”の”造語”であり、本来は”大手レコード会社”と契約できなかった無名ミュージシャン達が独立した”レーベル”を立ち上げた事から、この”インディーズ”という名前は生まれたのでしょうけど、それが今度は乱立した”プロレス団体”でも使われるようになり、”現国会議員”である大仁田厚が設立した”FMW”を皮切りに”インディーズ団体”と呼ばれる団体が跋扈しました。そして、こういった”ストリート/アンダーグラウンド”を経てきたパンク系バンド、フォークデュオ、ヒップホップグループや台頭し、”インディーズプロレス”の要素が”プロレスエンターテインメント”「ハッスル」に受け継がれ、”ライブ中心”の活動をしていた”若手お笑い芸人”が新たな”お笑いブーム”を築いています。この”原動力”、”背景”には一体何があるのだろうか? そして、おそらくこれらを裏で動かす”黒幕”も存在するのでしょう。そこら辺を”検証”していきたいと思います。 まず、今の日本では何故こういったものが流行るのだろうか? ”音楽”の方では80年代末期にブルーハーツがデビューしてからそれが日本の”音楽シーン”をガラッと塗り替えて、ジュン・スカイ・ウォーカーズらの”類似系バンド”による”ビートパンク”というシーンが起こり、更に原宿の歩行者天国(ホコ天)を中心に活動するバンドや、深夜番組「イカすバンド天国(イカ天)」から生まれたバンド達による”バンドブーム”に発展。しかし、このシーンも90年代に入れば徐々に衰退。しかし、90年代後半再び”路上シーン”にスポットが当たるようになり、そこからゆず、19、それからコブクロらが輩出され”フォークデュオブーム”が起こり、それと平行して”クラブシーン”も注目されるようになりDRAGON ASHを筆頭に”ヒップホップシーン”も生まれました。”プロレス”の方では”団体の乱立”、さらにはK-1、PRIDEといった”他の格闘技”の台頭により”プロレス人気”は一気に低迷化。しかし、そんな中地道にマニアに支持されていたのが”インディーズ団体”でした。確かに、これらのプロレスには従来のプロレスにとって重要な”強さ”や”迫力”に欠けるものの、その分”お笑い的要素”でカバーしていたため”初心者”にも受け入れやすかった。この要素を取り入れ、”大物レスラー”から果ては”芸能人”まで取り入れる事で設立された団体が「ハッスル」です。そして、”お笑い”の方では確かに”高レベル”の芸人もいますが、中にはアンガールズ、安田大サーカス、小梅太夫、たっち等の”ゲテモノ系?”もいて、でもこれらも”人気”を博しています。これらに”共通”しているのは、本来”メジャー”では扱われないはずのものである、という事です。そのジャンルの”本質”から外れた物が現在多くの若者を中心としたファンから絶大な支持を得ているのです! でも、何故このような事が起こってしまったのだろうか? まず考えられるのが、”既成概念への反発”だと思います。それまでの”学校教育”によって”規定概念の一本化”、”価値観の平均化”が強引に推し進められ、そこからはみ出た者はすぐさま”不良”、”落ちこぼれ”のレッテルを貼られました。そして、中でも”不良”と呼ばれた連中はやがて”ロック”と結びつき、”自由”と”反抗”の精神に基づいて”校内暴力”や”学校破壊”を行うようにまでなってしまいました(もちろん、これらがロックのせいだとは思わないが、そういったものに当時の”不良”達が感化されるようになったのも否めないでしょう)。でも、”落ちこぼれ”という枠でくくる場合はどうか?というと必ずしもそれが”不良”という事にもならないんです。真面目でおとなしくても”学力”が低い生徒もいっぱいいた、という事です。そして性格的にだらしない生徒も実はいっぱいいたはず。でも、それらを隠すために”いい子”のふりをしなければならず、少しでもはみ出せば”不良”の扱いを受けてしまう。でも、本物の”不良”にも溶け込めずに路頭に迷っていた生徒は大勢いたはずです。更にかつては表立ってはいえない恥ずかしい”趣味”や”価値観”を持っていた生徒だって本当はいっぱいいたはず。でも、かつてはそれを堂々と公表する事がマナー的に”タブー”とされ、とにかく何かしら格好をつけなきゃいけないみたいな風潮さえあったと思います。その鬱憤から、次第に”いじめ”なども頻繁に行われるようになったのでしょう。でも、そんなさ中にブルーハーツが登場し、さらに”バンドブーム”が起こった事によって若者の”価値観”がガラッと変わってしまったのは確かでしょう。それまで恥ずかしくて隠していた部分を一気にさらけ出す事が許される時代が訪れた、という事でしょう。更に”ファッション面”でも今では”真面目な人”と”不良”も見分けがつかなくなるぐらい”自由化”した事は確かだと思います。そして、それまで”ダサい”とされてきたものが認められるようになり、逆に”格好いい”と思われてきたものが”ダサい”とされるような”逆転現象”も起こるようになりました。その”原動力”、そして”背景”には一体何があるのだろうか? そこに、日本人の隠された”ルーツ”があり、その”血筋”が今でもちゃんと受け継がれている、という事だと思います。特に”被支配者階級”にはそういった”血筋”が代々受け継がれていたはず。そう、多くの日本人には少なからず”先住民”の血が流れている、という事です。そして、彼らの間では”上層階級者”からは目も付けられなかった彼ら独自の”文化”があったと思います。”庶民”ならではの”文化”が。そして、その担い手こそ”山の民”だと考えています。いわば、今の”インディーズ文化”のルーツは”山の民文化”にあるといっても過言ではないのではないでしょうか。 では、”山の民”とは一体何者なのか? 彼らは本来”先住民系”の血を引く人たちで、”中央政権”が確立されても自分達の”生活スタイル”を変えずに”山岳地帯”や”河岸地帯”を拠点に”漂白生活”を行っていた人達です。主な”職業”としては、”狩猟”、”採集”、あるいは”林業”を生活の基盤としていた”またぎ”、”木製品”あるいは”竹製品”の製造を行っていた”木地師”あるいは”竹細工師”、”土木工事”や”皮革製品”の加工をしていた”河原者”、”傀儡師(人形使い)”、”猿楽師”、”白拍子”といった”漂白芸能者”、更には遊女などがそうで、中には本来”渡来系”である”陶芸師”や”鍛冶師(たたら)”に組み込まれた人達もいたでしょう。で、”傀儡師(人形使い)”、”猿楽師”、”白拍子”等の”漂白芸能者”に注目。これらが、かつて農民などの庶民に愛された”インディーズ文化”の源流であり、更にこれを秦氏系の人達がアレンジして”上層階級者向け”の芸能となったのが”人形浄瑠璃”、”能”、”狂言”、そして”歌舞伎”といわれるものです。ここに”山の民”と”秦氏”の深いつながりが見られるでしょう。現に、彼らの中でも”山窩(さんか)”と呼ばれる人達は、秦氏の中でも”天皇家”を裏で動かしていた”八咫烏”と呼ばれる人達の配下にいた人達で、所謂”忍者”や”修験者(山伏)”は元々はこういった人々と考えています。いずれにしても、彼らは”中央政権”からは”被差別選民”として扱われ、江戸時代に入ると一部の人達(特に”河原者”と呼ばれた人達)は”えた・ひにん”と呼ばれる”最下層階級”に組み込まれ農民、町民等による”差別”の対象になりました。でも、これはあくまでも”表向き”な史実であり、実際は必ずしもそうではなかった、いやむしろ好感を持っていた人さえいたと思うのです。この事は後ほど別の機会に書きたいと思いますが、この事を如実に表している伝承が江戸時代に作られたと思われる”河童”にまつわる民話です。おそらくここに描かれている”河童”は”本物(”宇宙人グレイ”としてでっち上げられたUMAの一種)”ではなく、おそらく”えた・ひにん”の枠に組み込まれた”河原者(かわたとも言う)”だと考えています。 話は元に戻りますが、”音楽”の方では”ビートパンク/青春パンク”、”ストリートフォーク”、”ヒップホップ”等が絶大な支持を受け、”プロレス”の方では”インディーズ団体”の”オチャラケ”た要素を取り入れ、更に”芸能人”をも混ぜこぜにしてしまった「ハッスル」が注目され、”お笑い”では”ゲテモノ系”までもが”人気”を得、それ以外の”芸能人”でも”オカマキャラ”のタレントがやたらともてはやされ、それから昨今秋葉原を中心とした”メイドブーム”、”オタクブーム”も起こっています。まさに”異類異形”の世界です。”山の民”は”異類異形”として蔑視されていました。でも、”庶民”の間では彼らの”文化”は実は受け入れられていた、という事を考えると、現在のこういった”ブーム”も、その”ルーツ”を考えれば遺伝子的にも理にかなっている、という事でしょうね。 でも、だとしても、こういったものに対して”異”を唱える人がいてもおかしくないはず。しかし、これらはそういった”声”すら聞こえない内に”大ブーム”になってしまいました。そうなると、いくら多くの日本人の遺伝子の中に”山の民”の遺伝子が受け継がれているとはいえ、ここまで”一大ブーム”として認められてしまうのはどう考えても”不自然”なんです。おそらく、これらを仕掛けた”黒幕”の存在も当然ながらあるはずです。それは、”山の民”と深い関わりのある秦氏以外にあり得ないでしょう。では、何故このような”仕掛け”を施したのか? おそらくは、一つは”ある連中”に対する”カムフラージュ”をするためで、彼らが傍から見て「日本もここまでおかしくなったか。」と油断させるためだと思います。その”ある連中”とは日本を事実上”植民化”し、更に”世界戦略”まで企てようとしているアメリカの”シークレットガバメント”です。でも、彼らはおそらくこの事に気付いているのでしょう。でも、容易に手は出せません。そこで、彼らも様々な”仕掛け”をしているのだと思います。それが”いじめ問題”だったり、”幼児虐待及び殺人”だったり、”振り込め詐欺”だったり、政治家や警察などの”不祥事”だったり、あるいは”エイズ”に始まり”O-157”、”狂牛病”、”鳥インフルエンザ”を経て現在大流行の”ノロウィルス”といった”病原菌”ではないでしょうか。そして、もう一つは、おそらくはまだ本格的に”消滅”していないであろう”正義の魂(大和魂、武士道といったもの)”を”来るべき日”が来るまで封印し、その過程における”反体制勢力”の暴発を防ぐためではないでしょうか。ちなみに、”来るべき日”というのは”聖書”などの”預言書”が示している”終末戦争”です。その時が来るまで日本人が潜在的に持つ”侍魂”を封印し、その時が来た時にそれを開封する”シナリオ”が組まれているのではないでしょうか。 これらについては、今度は”音楽(主にロック)”に照準を絞って改めて書きたいと思います。 |